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運営事務局です。
今回は飲み会のネタになるだけでなく、役に立つお酒のトリビアを3つ紹介していきます。
なんで乾杯のときにグラスを「カチン」とする?
起源を遡るとヨーロッパに源流がありました。
説の一つとして「命を守るため」が最も信憑性が高いそうなんです。
というのも、中世ヨーロッパでは暗殺が横行し、飲み物に毒を入れて飲ませる
方法がとられていたようです。
つまり、乾杯の時にグラスを合わせてお互いのグラスに飲みものが入ることで
毒が入っていないという証になっていたということなんです。
他にも、「カチン」という音で悪魔を払う宗教的な意味合いを持たせていた説もあるようです。
いずれにせよ、現代の乾杯の意味合いとはほど遠いですね。。
ちゃんぽんすると悪酔いするのはウソ
そもそも、「酔う」現象は、簡単に言えば、アルコールの摂取量によって決まります。
ちゃんぽんによって「悪酔い」するという科学的な根拠はないそうなのです!
悪酔しないポイントは、血中のアルコール濃度をあげないことです。
つまり、質の問題ではなく、量の問題ということです。
同じお酒ばかり飲んでいると飽きてきたりしますよね?そこで「ちゃんぽん」して、味を変えてワインにする
飽きたら日本酒にする、、、という事を繰り返すと飽きずにお酒の量が増えていくことに繋がります。
これが本当の原因です。たまに、休憩を挟みながら、自分のペースでゆっくり嗜むことが
ちゃんぽんとの上手な向き合い方です。
ワインボトルの底はなぜくぼんでいる?
2つ理由があります。
■澱(オリ)を沈殿させ、風味を保つため
◎澱(オリ)とは、長期熟成された赤ワインに見られる、タンニンやポリフェノールなどが結晶したものです。
澱(オリ)は特に体に有害な訳ではないものの、澱(オリ)が舌に触れるとざらつきを感じワインの風味を損ねてしまいます。
そのため、澱(オリ)がグラスに入らないように、底を窪ませて、風味を保つようにしています。
■底にかかる圧力を分散させるため
◎底が平らな瓶をテーブルに強く置くと、そのエネルギーが口の部分に向かい、負荷をかけます。
例えば、瓶ビールを強く置くと、王冠はその衝撃で簡単に吹き飛ぶほどです。そうした危険を防ぐために
圧力を分散させるように作られたのが、ワインボトルの窪みなのです。
もしよければ、食事の席やオ飲み会の場で使ってみてください~
ではまた!
以上、「お酒DB」運営事務局でした!