ビールの基本「エールとラガー」とは

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運営事務局 2022.03.07

カテゴリー: ビール
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運営事務局です。



ビールの話、特にクラフトビールになると頻繁に出てくる「エール」や「ラガー」という言葉。

上面発酵?下面発酵?なにそれ?な私は少し勉強してみることにしました。

これを知っていれば選ぶときも飲むときももっとそのビールのことを知ることができる、、はず。



ビールには様々なビアスタイル(ビールの種類)がありますよね。(その話はまたいつか…)

その中でも大きな分類エールとラガーの2種類。



その違いは酵母の違い!

上面発酵酵母を使う製法は古くから行われており、発酵すると酵母が麦汁の上面に浮き上がってきます。(これが上面発酵)

やや高温で発酵させ、発酵期間は3~4日ほど。このあとの熟成期間が約2週間。

味わい深く飲みごたえがあるエール。



下面発酵酵母を使う製法は中世以降に始まりました。発酵すると酵母が下に沈んでいく。(これが下面発酵)

こちらは低温で発酵させ、発酵期間は7~10日ほど。このあとの熟成期間は約1ヶ月。

低温で発酵するため雑菌が繁殖しにくく生産管理がしやすいため世界的に普及していきました。

のどごしがよくゴクゴク飲めるラガー。



私たちが飲むビールはほとんどが上面発酵(エール)と下面発酵(ラガー)に分かれています。

ここからさらに細かく種類が分かれていきます。

そのお話はまた今度。



以上、「お酒DB」運営事務局でした!
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