【ワインの選び方7】ワインの価格について
運営事務局 2022.05.11
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【ワインの選び方】の7回目です!
今日買うワインを選べるように、いっしょに基本を学んでいきましょ~
今回はワインの価格についてです!
ワインは500円以下のワンコインで買えるものから、数百万円(!?)するものまでとにかく差がありすぎる!
いったい価格はどう決まるのか、価格と味は比例するのか?などを調べてみました~
結論から言うと、ワインの価格は人件費や土地代、希少性などによって決まります。
原価そのものは、高級ワインでも1500~2000円ほどといわれ、価格ほどの大きな差はありません。。
そのため、一概に値段が高いほど美味しいとは限りません。
ワインの価格にもっとも影響するのは生産地の土地代と人件費。
フランスのブルゴーニュでは畑ごとに格付けがあり、土地代も跳ね上がっていきます。
人件費も最低賃金やそのワインを作成するための手間暇、
簡単に言えば収穫や生産を機械でやるか人力かで大きく異なります。
さらに熟成させるための保存コスト、国ごとの税金なども影響してきます。
それに加えてブランド価値、希少性なども価格に影響します。
年数千本しか生産されない高級ワインと、売り切れることがない大量生産のワイン。
前者のほうはより希少性を高めるため、高額な価格をつけます。
まあたしかに飲んでみたくなりますもんね~。
ただし土地代や人件費は国によって大きく影響されます。
日当たりがよく、土壌も悪くない、もともと賃金が安い生産地もあるのです。
なので、美味しさは価格ほど変わらないといえるかもしれません。
個人的には高いワインほど、熟成されて深みや複雑さが増しますが、
飲みやすさという点においては安いワインのほうが勝っているのでは、と感じます。
結局飲む人の好みってことなんですよね~。
ちなみに一本数百万円するワインの需要は年々増えているそうです。
グラス一杯1万円とかなら、がんばって飲んでみたい!
さて次回は「定番のデイリーワインあれこれ」を勉強してみましょう!
以上、「お酒DB」運営事務局でした!