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よく聞く日本酒の「甘口」「辛口」ってなに?というお話。
日本酒のラベルなどにも書かれる「日本酒度」。
これが甘さ・辛さの目安になる数値ですが、それだけで決まるわけではありません。
日本酒度だけでなく酸度の数値で分けられているので、単に日本酒度だけを見て甘口・辛口を決めることができません。
一般的に日本酒度が-1.4~+1.4を中庸として、それより日本酒度が小さいものを甘口、大きいものが辛口だと言われています。
この日本酒度とは酒の比重のことです。
なぜ酒の比重が甘口・辛口に関係するのかというと、アルコールが発酵する過程にあります。
酒の発酵時、酵母が糖を分解してアルコールに変えていきます。
そして糖は水より重く、アルコールは水より軽い物質です。なので、発酵が進むと日本酒の比重は小さくなります。
日本酒度とは製造過程における発酵の進み具合を測ることを言います。
日本酒度が大きい=より多くのアルコールが作られている
アルコールが多いということはより多くの糖がたくさん分解されて日本酒の比重が小さいということ。
つまり糖が多く分解されて比重が小さいということは、甘みが少ないということです。
これが「辛口」と呼ばれるものであるということですね。
難しいですね…。
この次は酸味に関して書いていきたいと思います。
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